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IBARAKI COAST

茨城の海

茨城の海岸線は、南北におよそ190キロメートル。北は五浦のような断崖と岩礁、南は鹿島灘のまっすぐな砂浜へと、表情を変えながら続きます。海に張り出した駅、波間に立つ鳥居、あんこうの揚がる漁港。太平洋に面したこの県の、海の入口をまとめました。

大洗海岸から望む太平洋の日の出
写真:t.kunikuni / CC BY-SA 2.0

01 / 地形

北は断崖、南は砂浜。

県北の五浦や高戸小浜は、切り立った海食崖と入り江が続く荒々しい海。県南へ下ると、鹿島灘のまっすぐな砂浜に変わります。同じ県の海とは思えないほど、北と南で表情が違います。

02 / 海の幸

冬は、あんこうの季節。

日立の久慈浜しらす、北茨城・大洗のあんこう、鹿島灘のはまぐり。とりわけ冬のあんこう鍋は茨城の看板です。水揚げや提供時期は年や店で変わるため、訪ねる前に確認を。

SPOTS

海の名所

大洗町

神磯の鳥居(大洗磯前神社)

斉衡3年(856年)、神が降り立ったと伝わる海辺の岩に立つ鳥居。波間の鳥居のうしろから昇る朝日は、茨城を代表する眺めです。日の出の時間は季節で大きく動くので、事前に調べて訪ねてください。

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北茨城市

五浦海岸・六角堂

岡倉天心が海に張り出す断崖に建てた六角形の堂。2011年の津波で流失し、翌年、創建当初の姿で再建されました。岩礁と入り江が続く荒々しい海は、天心や横山大観たちが拠点にした近代美術ゆかりの風景です。

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海に張り出した日立駅
写真:Σ64 / CC BY 4.0

日立市

日立駅と海岸

改札を抜けると、正面がまるごと海の日立駅。デザイン監修は日立市出身の建築家・妹島和世氏で、展望ホールから太平洋を一望できます。市内の海岸沿いには、烏帽子岩で知られる河原子など、高さの違う海の眺めが点在します。

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ひたちなか市

阿字ヶ浦海岸

遠浅で人気の海水浴場。国営ひたち海浜公園にも近く、夏に賑わいます。

高萩市

高戸小浜海岸

切り立った崖にはさまれた、二つの入り江を持つ景勝地。「日本の渚・百選」のひとつです。

大洗町

大洗サンビーチ

遠浅で家族連れに親しまれる海水浴場。すぐ近くに、サメの飼育数が日本一のアクアワールド茨城県大洗水族館があります。

北茨城市

平潟港

あんこうの水揚げで知られる漁港。冬には新鮮な海の幸が集まり、あんこう料理を出す店が並びます。

鹿嶋市

鹿島灘の砂浜

鹿嶋から神栖・鉾田へと、まっすぐな砂浜が続きます。はまぐりの産地で、サーフィンでも知られます。

BEFORE YOU GO

訪ねる前に

日の出を見る
神磯の鳥居や日立の海は日の出の名所です。日の出時刻は夏は早く、冬は遅く、季節で大きく変わります。事前に調べてから訪ねてください。
海水浴
遊泳期間・遊泳可否・監視員の有無は、海水浴場ごと・年ごとに変わります。開設情報を確認してから出かけてください。
岩場と波
五浦や河原子などの岩場は、足元が不安定で波にも注意が必要です。無理に近づかないでください。
冬のあんこう
あんこう鍋は冬が中心です。平潟・大洗などで味わえますが、提供時期は店ごとに確認を。