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観光小美玉市

茨城空港に初の「釜山便」 エアプサンが10月に4往復、韓国インバウンドの新しい入口へ

茨城空港と韓国・釜山を結ぶエアプサンのチャーター便が2026年10月に初運航。日程や便数を整理するとともに、観光・宿泊・飲食など茨城県内の地域経済への可能性をイバトコ編集部が解説します。

イバトコ編集部
茨城空港と韓国・釜山を結ぶチャーター便の運航を伝えるイバトコのニュース画像

01 / CONCLUSION

結論

茨城県は2026年8月12日、韓国の航空会社「エアプサン」による、茨城空港と釜山・金海国際空港を結ぶ連続チャーター便を発表しました。運航予定は10月3日・6日・9日・12日の計4往復で、機材は220席のエアバスA321型機です。茨城―釜山路線もエアプサンの茨城空港乗り入れも、いずれも初めて。定期便ではなくチャーター便で、運航には関係国政府の許可取得が条件です。この記事では、発表された運航概要を整理したうえで、「到着後」の滞在・消費という地域経済の視点から、その可能性をイバトコ編集部が解説します。

02 / KEY POINTS

この記事でわかること

  • エアプサンが10月に運航予定のチャーター便(4往復)の日程と機材
  • 茨城―釜山・エアプサン乗り入れがともに初めてで、運航は政府許可が条件であること
  • 「県内でどれだけ滞在・消費してもらえるか」という、到着後を見る地域経済の視点

03 / WHAT HAPPENED

何が起きた?

茨城県によると、今回の運航はエアプサンによるインバウンドチャーターで、韓国から茨城を訪れる旅行者が対象です。旅行商品は釜山を地盤とするYtour&golfが販売し、ゴルフ旅行などが想定されています。運航予定日は10月3日・6日・9日・12日で、220席のA321型機を1往復ずつ、計4往復です。茨城空港の利用は近年伸びており、2025年度の旅客数は開港当初の想定81万人を初めて上回る約83万人となりました。

04 / CHANGES

アクセス・駐車場・公共交通

茨城―釜山を結ぶ便が運航されるのは今回が初めてで、エアプサンが茨城空港へ乗り入れるのも初です。ここで注意したいのは、これが定期便ではなく、期間限定のチャーター便(4往復予定)である点です。運航は関係国政府の許可取得が条件で、日程や内容は変更される可能性があります。茨城県のインバウンドは回復傾向にあり、県の観光振興基本計画に関する資料によれば、2025年の外国人延べ宿泊者数は速報値で29万6,210人泊と、2019年の21万7,000人泊を上回っています。

05 / EDITORIAL VIEW

イバトコ編集部の解説

(以下は県の発表内容ではなく、地域経済の観点からのイバトコ編集部による解説です。)地域経済という観点では、「空港に何人到着したか」よりも、「茨城県内でどれだけ滞在・消費してもらえるか」が重要になります。茨城空港を起点にすれば、小美玉市から水戸市、大洗町、ひたちなか市、笠間市、県北地域などへと観光客を案内できます。そこで宿泊・飲食・買い物・体験・交通がつながれば、一つの航空路線から複数の地域事業者へ経済効果を広げられます。地方観光では、魅力そのものが不足しているというより、「見つけられない」「行き方が分からない」「予約できない」ことがボトルネックになりがちです。今回の新しい航空接点を、地域の情報整備を見直す機会にする価値があります。

06 / LOCAL IMPACT

地域への影響

茨城県は別の観光施策として、2026年10月から県内44市町村を巡る「IBARAKI PASSPORT」の展開も予定しています。県は2029年までに観光消費額6,600億円、観光入込客数9,200万人を目標としており、観光客に県内を「巡ってもらう」ことを重視しています。釜山チャーターも単独の航空ニュースとしてではなく、空港→地域→周遊→宿泊→消費という流れのなかで見ると、その意味が変わってきます。新しい交通網や観光施策ができても、それだけで地域が活性化するわけではありません。実際に地域の店や企業へ人が流れ、売上や交流につながる仕組みまで作れるかが問われます。

07 / FOR BUSINESSES

地域事業者への示唆

  • Googleマップの営業時間・写真・店舗情報を最新の状態に保つ
  • 英語・韓国語で、最低限の案内を用意する
  • キャッシュレス決済に対応する
  • 最寄駅・バス停・駐車場など、アクセス情報を分かりやすく示す
  • 周辺の店舗や観光施設と一緒に回れるルートを提案する

08 / FAQ

よくある質問

これは定期便ですか?
いいえ。今回発表されたのは期間限定のチャーター便で、10月に計4往復が予定されています。定期便ではありません。
いつ運航されますか?
2026年10月3日・6日・9日・12日に、1往復ずつの計4往復が予定されています。運航は関係国政府の許可取得が条件で、日程・内容は変更される可能性があります。
誰を対象とした便ですか?
韓国から茨城を訪れる旅行者を対象としたインバウンドチャーターで、釜山を地盤とするYtour&golfが旅行商品を販売します。ゴルフ旅行などが想定されています。

09 / SOURCES

情報源

掲載内容は公開情報をもとに編集しています。制度や運用は変更される場合があるため、行動前に公式情報をご確認ください。